明けましておめでとうございます。
フルーティスト、フルート講師を行なっている私ですが、
自閉症の診断のある二人の子供がおり、
同じ立場である発達特性のある子供の保護者の方や
支援者の方、
教育関係の方が行うイベントに顔を出すことがあります。
そこでよく出るワードが
「得意を伸ばしてあげよう」
になるのですが、得意なことを見つけてあげるには
- その子が夢中になっていること
- 長い時間集中して行えていること
をよく観察してみようという話になるわけです。
そして、保護者の方が前向きに子供と向き合うために
ママの好きなことを大事にすることも忘れずに!
となるのですが、
この
ママの好きなこと
というのが意外とみなさん難しいそうです。
没頭して、集中できる、趣味と言えるほどのものがない
親にそういったものがないのに、
子供に趣味を特技にしろといってもそりゃあ難しい。
そのような話を聞きました。
そのことに私は大いに驚きました。
なぜなら私にはできれば毎日誰にも邪魔されずに没頭したい
フルートというものがあるからです。
正直言って、
落ち着きのないうちの子供たちが小さかった頃のストレスは
フルートがなければ
私は心を壊していたであろうほど強烈なものでした。
今でも、
例え少ない時間になってしまっても、
毎日、自分の息を音に変える瞬間が私を保ってくれています。
聴覚という五感の一つ。
動物として、危険を察知するために発達した器官を
良い音で包んであげることは大きな安心感が得られます。
幼児教育として聴覚の発達に適した時期が有名なため
ついつい子供のためを考えがちですが
大人の方が充足して生きて行くことにも大きな効果のある音楽。
大人であっても
夢中になれる時間の幸せをぜひ感じてみてください。
そしてもし、今年、楽器をはじめてみたいと思われた方は
是非、生涯のお友達である楽器に出逢われてください。
2026年もどうぞ宜しくお願いいたします。
